2011年01月25日

薬膳料理教室で学ぶ

薬膳料理に関する本なども出版されているため、薬膳について独学で学ぶ方も多いでしょうが、一から勉強するのが大変だという場合は、薬膳料理教室を利用してみてはいかがでしょうか。
薬膳に興味を持つ方が増えていることから、薬膳料理教室の数も増加傾向にあるようです。
実際に知識だけでなく、料理をしながら学ぶことができるため、楽しんでいる方も多いようです。

薬膳料理教室では、初心者向けのコースやある程度知識がある方向けの応用コースなどが用意されていることが多く、自分のペースで料理を学ぶことができるようになっているのです。
また、出張教室などを行っているところもありますので、数人で薬膳を学びたいという場合にはそういったものを利用するのも良いでしょう。

薬膳料理を教えている方は、薬膳に関する資格を持った方になります。
中医薬膳師という資格を取得するのは非常に困難ですが、こういった資格を持った方であれば更に安心できることでしょう。
資格を取得しているということは、豊富な知識がありますし、分からないことはすぐに聞けるというメリットもありますよね。
反対に、薬膳に関する資格を取得することで、料理教室を開催することもできます。
自分のために学ぶだけでなく、今度はその知識を活かして多くの人に分かりやすく伝えるというのもステキなことですよね。
薬膳は体にも美容にも良いものですから、私たちが毎日摂取する食事において、是非活用してみてください。

薬膳レストラン

薬膳料理は自宅で手軽に作ることもできますが、最初に薬膳料理とはどういったものなのか実際に味わってみたいという方は、薬膳レストランに行ってみると良いでしょう。
薬膳について学ぶ方は多いですが、薬膳料理をお店で食べたことがきっかけで知識を得たいと思ったことがきっかけだったという方もいるのです。
実際に薬膳料理を口にすることで、イメージとは全く違っていたということを実感することもあるのです。

薬膳料理はもちろん中国で味わうこともできますが、日本にも数多くの薬膳レストランが存在しています。
薬膳レストランは女子会などで利用することが多く、美容や健康のことを重視する女性だからこそ、こういったところを利用して美味しい薬膳料理を食べ、美容や健康を保とうとしているようです。
その考え方は素晴らしく、薬膳には実際にそういった効果がありますので、非常に意味があることなのです。
但し、毎日レストランに通うことは難しいでしょうから、できれば薬膳の知識を少しでも学び、自宅でも料理をしてみると良いでしょう。

中には、製薬会社が経営している薬膳レストランもあります。
漢方とも大きく関わりのある薬膳ですから、製薬会社が経営していても不思議ではありませんよね。
むしろ、その方が効果が高いような気がすることでしょう。
薬膳レストランには多くのメニューがありますし、冬には鍋が人気です。
友達や家族、恋人と一緒にファーストフード店も良いですが、健康のことを考えて薬膳レストランに足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。

中医薬膳師とは?

薬膳料理を学んでいると、国際中医薬膳師という言葉を目にすることもあるかと思います。
これは、薬膳料理に関する資格の一つであり、取得するためには中医薬学会が認可しているものです。

カリキュラムとしては、中医学の基礎、中医診断学、方剤学、食材学、中医営養薬膳学、弁証施膳、中医内科学、中薬学です。
実習は、季節の薬膳、老化防止や慢性疲労対策、美肌、貧血改善、冷え性対策、便秘に関すること。
そして、病気としては、糖尿病や十二指腸潰瘍、脳血管病後遺症、慢性肝炎、アトピー性皮膚炎、喘息などがあります。
これらに関する薬膳の実習となります。

資格を取得するためには、実力テストを受ける必要があります。
試験科目としては、中医基礎及び診断学、中薬学及び方剤学、中医内科学、中医栄養学、薬膳学及び弁証施膳となっており、それぞれ合格ラインが設けられています。
合格ラインを満たすと合格となりますが、総合点数が7割以上であれば合格となるようです。

受験資格は、国立北京中医薬大学日本校中医薬膳専科の卒業生、専門学校の卒業生で、薬膳師養成コースや研修会にて800時間以上学んだ方、中医薬大学を卒業した方、中医薬膳の経験が1年以上ある方、全日制の医薬大学の卒業生、中医学を1年以上研修した上で施薬全の経験が1年以上ある方などです。

受験資格が設けられていることや難易度が高いことから、取得するのは困難な資格ではありますが、だからこそ取得することで、きっと役立つ事でしょう。

中医薬膳指導員とは?

薬膳料理に関する資格として、中医薬膳指導員があります。
これは、中医学の基本的な理論や理論に基づいた薬膳学などを習得することによって取得できる資格であり、弁証施膳ができる必要があります。

薬膳料理というのは、本来は正しい知識を持った上で調理されるものだとされています。
ですから、正しい知識を持った方を対象として、こういった試験を実施しているのです。
試験を受ける場合には、受験対策セミナーを受講する必要があり、これを受けることで、より高い知識を身につけることを目的としています。

中医薬膳指導員の認定試験は、1999年から開催されており、合格者は今までに400名ほどです。
受験資格としては、日本中医食養学会が認可している教育施設にて、定められたカリキュラムに従って、薬膳講習を60時間以上受けた方となっています。
ですから、誰でも受けることができるわけではありません。

受験費用は、試験料や認定料、対策セミナーの受講料、テキスト代などを含めて10万5千円です。
また、履修内容としては、中医学の基礎、陰陽五行学説や診断学中薬学、方剤学、中医栄養学、弁証施膳、そして中医薬膳学などです。

この資格を取得する方は、栄養士や弁護士、薬剤師といった方が多いようです。
やはり、専門的に薬や栄養に関する知識を持っている方が、更に分野を広めるために挑戦するということが多いのですね。
もちろん、こういった方で無くても、一から本格的に薬膳料理に関する知識を学びたい方も多いようです。
まずは、知識を学ぶために学校に通うだけでも、十分な知識を得ることができるでしょう。

薬膳アドバイザーとは?

薬膳料理に関する資格として、薬膳アドバイザーがあります。
薬膳アドバイザーとは、体のバランスのことを保つため、正常にするために効果的とされる、薬膳に関する知識を持った人を指します。
自分のためだけでなく、人にもアドバイスできるほどの豊富な知識を持っている必要があります。
薬膳アドバイザーは資格の一つですから、資格を取得している人でなければ、薬膳アドバイザーを名乗ることはできません。

資格を取得するための方法として、講座を受けたり学校に通うといった方法があります。
本格的に学びたいのであれば、日本中医食養学会が認可している教育施設を利用し、定められたカリキュラムを修了するといった方法があります。
その上で、資格を取得するための申請をすることになりますが、学校に通うことによって、多くの知識を学ぶことができるでしょう。

また、講座については、薬膳アドバイザーの通信講座もありますので、自宅で学ぶこともできます。
その講座によって、どういったことに重点を置いているのかが異なります。
たとえば、専門的な知識を主に学ぶ場合もあれば、家庭で実際に料理をする上で大切なことを学ぶ場合もあります。
もちろん、資格を取得するにはある程度薬膳に関する考え方などが必要となりますし、食材の知識も問われます。
しかし、何の知識も無い上で全てのことを学ぶのは難しいでしょうから、ポイントをおさえて学ぶことが、資格取得のコツでしょう。
自分に合った方法で、薬膳アドバイザーの資格取得を目指しましょう。

薬膳料理の資格とは?

薬膳料理は、自宅で手軽に調理することもできますが、より本格的に薬膳料理について学びたい場合、資格を取得するという方法もあります。

たとえば、国際薬膳調理師という資格がありますが、これは中国政府の国家中医薬管理局にある中華中医薬学会が認定しているものです。
試験については、日本で受けることができます。

また、この試験を受けるためには、薬膳インストラクター、若しくは薬膳調理指導員の中級の資格を取得している必要があります。
そして、薬膳インストラクター、若しくは薬膳調理指導員の中級資格を取得するためには、薬膳アドバイザーの初級を取得していなくてはなりません。
ですから、国際薬膳調理師の資格を取得するのは、簡単な事では無いでしょう。

薬膳料理というのは、中医学を利用したものです。
つまり、医学的な知識を学んだ上で薬膳料理を作るというのが理想とされるため、こういった資格が設けられています。
曖昧に作るのではなく、薬膳の正しい知識を学んだ上で、毎日の料理にその知識を活かすことが大切だということですね。
確かに、知識を学ぶことによって、より病気の予防など、多くの効果を得ることに繋がるかもしれません。

また、薬膳料理の資格を活かした仕事もありますので、薬膳料理が好きな方は、これを毎日の仕事にするために資格取得を目指す場合も多いのです。
一から学ぶのは容易なことではありませんが、自分のためだけでなく、その料理を食べる家族のためにもなるのではないでしょうか。

冬の薬膳レシピ

白湯鍋は、薬膳料理店などでも提供されているため、食べたことがある方も多いでしょう。
特に女性に人気の鍋ですが、自宅で作ることもできます。
冬におすすめの薬膳料理として、白湯鍋のレシピをご紹介しましょう。

材料は、骨付きの鶏もも肉400g、お米大さじ2、にんにく1かけ、しょうが適量、松の実10g、お酒大さじ2、だし6カップ、木綿豆腐1丁、白菜4分の1株、きのこ類、塩こしょう少々です。
他にもお好みの野菜があれば加えても構いません。
作り方は、最初にお鍋にお湯を沸かし、ぶつ切りにした鶏肉を軽くその中に入れて火を通します。
お米は水でよく洗い、お茶のパックなどに入れておきましょう。
しょうがをスライスし、鍋にしょうが、鶏肉、お米、お酒、にんにく、だし、松の実、塩を入れます。
煮立つまで強火にし、煮立ったら弱火にして40分ほど煮ましょう。
煮ている間に時々アクを取ってください。
しばらくしたらお米のパックを取り出し、塩こしょうで味をととのえた後に、白菜やきのこ類、豆腐を鍋に加えて火を通します。
完成したら、ポン酢などで食べるだけです。

多少時間は掛かりますが、材料を切って煮るだけですから、非常に簡単ですよね。
白湯鍋は自宅で楽しむことができますし、おもてなし料理としてもおすすめです。
ヘルシーで野菜もたっぷり食べることができますので、家族みんなであったかい鍋を囲み、薬膳料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
日によって材料や味を変えながら、お鍋を楽しんでみて下さいね。

冬におすすめの薬膳

冬は非常に寒い季節ですから、外に出たくなくなってしまいますよね。
そういった時には温かいものを食べて体を温めたいと思うことでしょう。
薬膳の考え方としても、体を温めることは大切ですが、それに加えて腎機能を高めることも大切だと考えられています。

たとえば、腎機能を高める食材として、エビやくるみなどがあり、すっぽんやあわび、黒ゴマ、鴨肉などは腎機能を高めるだけでなく、体に必要不可欠である水分を補給するのにも効果的です。

そして当然体を温める作用のある食材も大切であり、山椒やにんにく、ねぎ、鶏肉、かぼちゃ、唐辛子などがあります。

反対に、冬には体を冷やす作用のある食べ物は避けた方が良いと言われています。
たとえば、夏野菜であるトマト、きゅうり、そして大根やにんじん、バナナ、柿なども体を冷やす作用があるのです。
意外だと感じる食材もあるかもしれませんが、薬膳料理について学んでいるうちに、簡単に傾向を掴めるかと思います。

冬には風邪をひいてしまうことも多く、体調を崩しやすくなりますので、できるだけ毎日の食事において、体を温めるようにこころがけましょう。
たとえば、発汗作用のあるしそやしょうが、ねぎなどの食材を摂取すると良いですね。
冬には鍋をすることも多いと思いますので、こういった事を頭に入れた上で、多くの腎機能を高める野菜を鍋に入れ、美味しく風邪の予防に努めましょう。
家族みんなで、風邪をひかずに健康的に冬を乗り切りたいものですね。

秋の薬膳レシピ

薬膳料理というと、作るのが難しいイメージが強いかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
中には非常に簡単なレシピもあり、その1つが豆腐ステーキです。
薬膳料理を学んでいない方でも、豆腐ステーキを作ったことがある方も多いでしょう。
豆腐ステーキも、実は秋にぴったりの薬膳料理なのです。

材料は、豆腐1丁、しいたけやしめじなどのきのこ類、長ネギ、黄耆、中華スープの素、片栗粉、こしょうです。
作り方は最初に黄耆は水でじっくりと煮てだし汁をとりましょう。
豆腐は水気をよく切り、片栗粉を周りにまぶしておき、最初にフライパンで焼いておきます。
その間にきのこ類や長ネギを適当な大きさに切り、フライパンで炒めましょう。
豆腐ときのこ類などを一緒のフライパンに入れ、黄耆のだし汁と中華スープの素、こしょうなどで味付けをした後、水溶き片栗粉でとろみを付ければ完成です。
非常に簡単にできる料理であり、お肌の乾燥を補う効果がありますのでおすすめです。

また、デザートに杏仁豆腐はいかがでしょうか。
材料は、牛乳2と2分の1カップ、杏仁霜30g、水2分の1カップ、砂糖大さじ2、ゼラチン10gです。
シロップは、水1カップ、砂糖大さじ2です。

作り方は最初に分量以外の水でゼラチンをふやかしておき、その後電子レンジにかけて溶かします。
鍋に水と杏仁霜、砂糖を入れ、加熱しながらよく混ぜ、温まったら牛乳を入れましょう。
火をとめてゼラチンを加えたら、しっかりと混ぜ合わせ、粗熱を取ります。
後は容器に入れ、冷蔵庫でしばらくおいて固まれば完成です。

こういった薬膳料理を組み合わせて、秋の味覚を楽しみましょう。

秋におすすめの薬膳

夏は非常に暑い季節ですが、秋になると夏の暑さが嘘のように涼しくなりますよね。
肺に優しい食材を使用することが、秋の薬膳において大切だと言われています。
秋には肺機能が活性化されることにより、せきやのどの痛みといった症状が現れることがあります。
また、お肌や髪が乾燥しやすくなりますので、様々なトラブルが起こることもあるでしょう。

肺機能を高める食材としては、長いもやれんこん、豚肉、ゆり根などがあります。
これらは肺機能を高めるだけでなく、潤いを補う役割もあるため、乾燥しやすい秋にはぴったりの食材です。

また、新陳代謝が衰えやすい季節ですから、新陳代謝を活性化するねぎやしょうが、しそといった食材がおすすめです。
こういった食べ物は辛いですが、辛いものを食べることにより、血液の循環を促進する作用をもたらします。
但し、過剰に摂取してしまうと乾燥を促進してしまう可能性があるため、ほどほどにしましょう。

また、甘酸っぱい食べ物は、水分を補う役割があります。
たとえば、梅やレモン、梨、ぶどうといった食べ物や長いも、豆腐なども水分補給に繋がります。
ぶどうや梨などの果物は手軽に摂取することができ、糖分も控えめですから間食としてもおすすめです。

なかなか手に入りにくい食材もありますが、まずは身近なところで購入できるものから摂取してみてはいかがでしょうか。
特に、乾燥肌の方は積極的に秋にぴったりな薬膳料理を食べることで、症状が改善されるかもしれませんよ。