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薬膳の考え方

薬膳の考え方ですが、最初にその日の体調を4つに分類します。
それが、寒、熱、虚、実です。
寒というのは冷え性で顔が蒼い、寒さに弱いということを指します。
熱は、汗をかきやすく、寒さは平気にも関わらず、暑さには弱い、顔がほてっており手足も暖かい、太りがち、時々便秘になる、食欲はあるといったことを指します。
虚は、やる気が出ず、息切れがしやすいといったことを指し、実は気力はあるが情緒不安定、偏食が多く、便秘になりやすい、寝付けないことが多いといったことを指します。
この4つに分けた上で、その分類に合った食材を使用し、調理することになります。

また、食べ物は、酸、苦、甘、辛、鹹といった5つに分けられます。
酸は、目や肝臓などに効果的で、粘膜を保護する作用があると言われています。
苦は、熱を冷ます作用があり、心臓に効果的だと言われています。
甘は、滋養強壮作用があり、胃に効果的です。
辛は、体を温める作用があり、大腸や鼻などに効果的です。
そして鹹は、酸、苦、甘、辛を中和させる働きがあり、耳や腎臓に効果的です。
食べ物というのは、一つひとつ性質があるもので、その性質を利用して料理をするのが薬膳料理になります。
食べ物をこのよう分け、組み合わせることで、体のバランスを整えるということが大切です。

最初は覚えるまでに時間がかかるかもしれませんが、これは非常に大切なことであり、長年の歴史において研究されてきたものなのです。
これは、漢方薬を作る際の考え方と同じであり、中国ではこういった考え方が当たり前になっています。

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2011年01月25日 16:17に投稿されたエントリーのページです。

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